ビルクリーニング技能士検定とは、ビルにおける環境衛生維持管理業務のうち、ビルの所有者から委託を受けて行うビルクリーニング作業について必要な技能を評価するものです。
障がいのある方が、自立した日常生活または社会生活を営むことができるよう、就労に必要な知識および能力向上のための「建物清掃」に特化した訓練を基礎から行い、一般就労に向けて国家検定ビルクリーニング3級技能士検定の合格を目指します。
18~65歳までの身体(聴覚・言語・内部障がい)・知的・精神・難病の方で、「就労に向けて資格の取得に挑んでみたい」という方々がご利用されています。
現在、就労継続支援A型やB型などに通所している方や、ご自宅で過ごしている方で、一般就労に挑戦を希望されている方。
将来の仕事に対して不安をお持ちの方で、就労に必要な知識および能力の向上のために必要な訓練を受けたいと思われている方。
当事業所では6~1級の事業所内検定を設け、事業所内検定1級を取得した希望者の方は3級国家検定の受験者として学科、実技の本検定に挑戦していただきます。
国家検定課題の検定用資機材を用意し、常に実技訓練ができる体制を整えています。
1日の訓練スケジュールの中には学科と実技を交互に実施し、利用者が飽きないよう配慮しながら訓練を行います。
当事業所では、基礎コースと検定コースの2コースを設定し、ビデオ等を利用し基礎から訓練いたします。
また、検定コースでは過去の学科検定の出題例を取り入れ訓練いたします。
訓練室に検定用資機材を導入して、3級ビルクリーニング技能士(実技)の課題1(床)課題2(硝子)課題3(トイレ)資機材に触れながら訓練をいたします。
基礎コースにおいても同等の訓練をいたします。
事業所内検定試験 | ||
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6級 | 初級2 | 水拭きモップ・自在ボーキ・文化チリ取りの扱い方 |
5級 | 初級1 | ダスタークロスの扱い方 |
4級 | 中級2 | ウィンドウスクイジーの扱い方 |
3級 | 中級1 | ウォシュレットトイレの清掃の仕方 |
2級 | 上級2 | 床洗浄機(ポリッシャー)の扱い方 |
1級 | 上級1 | 学科試験も含め国家検定挑戦を有する者 |
事業所内検定試験1級修了者で希望される方は年1回(公社)ビルメンテナンス協会にて開催されている国家資格ビルクリーニング技能士(2級・3級)検定に挑戦していただきます。
ビルクリーニング技能士3級【学科あり】 | |
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第1課題 | 床清掃 |
第2課題 | ガラス清掃 |
第3課題 | トイレ清掃(日常清掃) |
ビルクリーニング技能士2級【学科あり】 | |
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第1課題 | 床清掃 |
第2課題 | カーペット清掃(しみ抜き) |
第3課題 | トイレ清掃(定期清掃) |
利用者との話し合いで今後のスケジュールを作成します。「建物清掃」の事業所内検定試験の訓練に入ります。
そこで基礎コースと技能検定コースに分かれます。
ビルクリーニング技能士検定(2級・3級)に分かれて検定試験の準備に入ります。
職場実習・施設外就労に入ります。(就労につながるように)
職場実習(就労につながるように)
施設外就労
就職活動(ハローワーク他)
履歴書作成の訓練をします
ご不明な点やもっと知りたい情報などありましたらお気軽にお電話ください。
また、見学も常時開催しておりますので、お気軽にお申込みいただけます。
就労移行支援について、ご不明な点や知りたいことがあればお尋ねください。
ご自身の状況や就職活動にあたっての不安などもご相談ください。
各市町村の障がい福祉課などの窓口にて受給者証の申請を行います。
スタッフが手続きをサポートしますので、初めての方でもご安心ください。
いよいよ利用開始です。自分のペースで歩んでいきましょう。
利用時間10:00~15:00(1日最大4時間受講できます)
12:00~13:00は昼休み / 土日祝は休講
A. 行っておりません
企業への就労を目指すため、自力で通うことも訓練だと考えています。
A. 基本、ご負担はありません
国の定める利用者負担が発生する場合がございますが、多くの方が負担金なしでご利用されています。
A. 当所で提供いたします
1食50円(食事提供加算該当の方)にてご提供しております。
A. 施設外就労にて工賃が発生します。
(例:共同住宅共用部の清掃)
時給 600円前後 午前2時間、午後2時間
A. フォロー期間を設けています
就職後も安心出来るよう、職場訪問・電話相談・定期面談など、半年間のフォローアップ期間を設けています。
A. お電話、お問合せより
お電話、お問合せよりお気軽にご連絡ください。